前編:日本の春をナメていた
2006年春。友人Cが山口の大学に入学しました。
友人が山口にいる間に遊びに行かなければ!!
それも、できれば桜の季節に!
(サクラと言えばヒカンザクラな沖縄人。ソメイヨシノにちょっとしたアコガレが)
そんなわけで、2007年4月1日。
私たち(私、友人M、里帰りしていた友人C)は那覇空港にいました。
当日の気温は25度。うっすらとクーラーの入っている施設もある春の陽気。
しかし、それでも私たちは長袖着用です。
だって、北に行くんだもん。
山口も沖縄から見たらずいぶんと北。
しかも山口市は標高も海抜10m(高い!)のウチの近辺よりずっと高い位置にあります。
寒いであろうことは想像に難くありません。
だから、郵送した荷物たちもしっかり
冬物です。
ところで、
沖縄の再寒月の平均気温は16〜17度くらいです。
だから、にわかには信じらせませんでした。
那覇−福岡の飛行機の中、なぜか表示される
現地時刻。
そして、なぜか表示される
現地の気温。
15度
(・3・)あるぇー
私の記憶が確かなら、今日は4月1日だよ!
エイプリルフール?
もしかしたら、寒いかもしれない…という予想通り
いえ、予想を上回る寒さを、福岡の段階で体験したのでした。
そして、在来線を乗り継いで山口へ!
過去の沖縄には存在していたし、未来の沖縄には存在するかもしれない鉄道。
しかし、現在の沖縄には存在しない鉄道。アコガレです。
すげー! 踏切だよ踏切!
通学に電車使ってるよ!!
と、ヒソヒソと大はしゃぎ。
で、6時間かけて辿りついた先は真っ暗な午後7時過ぎ。
日が暮れるとさらに寒いです。春何処?
夕飯を食べたりして、のんびり友人C宅に着くと、ちょうど郵送した荷物が届いて、
数時間経していることが判明しました。
(ちょうど…?)
まぁ、この辺りは予想していましたよ。
在来線を使うと計画した時からこうなるかも知れない可能性は考慮しています。
ただ、私の場合、
ちょっと考えがあまかった。
うん。明日は?
明日のこと、考えてないよね?
確かに私の考えは甘かったよ。
でもね、友よ。
君も十分ナメてると思うんだが。
しかも、テレビの天気予報が、明日の気温はヒトケタだとサラリとのたまうのです。
うーん…
春という季節を、侮っていたぜ…。
冬服でも、ヤヴァイかもしんないぉ(´・ω・`)まいっちんぐ
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